温泉と食事を楽しみながら、本と出会い、向き合う時間を作れるご褒美のブックホテル
またも一人旅で、強羅の箱根本箱に行ってきました。温泉や食事を楽しみながら、ゆっくり本と出会え、読書を楽しめる環境を作れることが何よりのご褒美に思える素敵な宿でした。
✔︎ 部屋風呂:ナトリウム-塩化物泉
✔︎ 露天風呂:酸性-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
✔︎ 大浴場は源泉かけ流し・加水あり
箱根本箱 客室・設備
箱根本箱は館内の大きな本棚が特徴の「ブックホテル」です。本が好きなスタッフの皆さんが選書して定期的に入れ替えてくださっているようで、さまざまなジャンルの本が定番から新刊までずらりと並んでいます。部屋にもレストランにも持ち込め、購入もできました。(気に入った本を数冊購入して帰りました、思い出になり良い仕組みだなと思いました)
もちろん部屋で読んでもいいですが、開放感のあるロビーにたくさんのゆったりソファとコーヒーマシンがあり、そこでゆっくり読むのも気持ち良かったです~。
部屋はマウンテンビュー。部屋はシンプルな内装ですがふかふかのシモンズベッド、読書灯やタオルウォーマーなどのうれしい設備もたくさん。ただ眺望はマウンテンビュー側はほぼ住宅ビューで開放感があまりなく…さらに工事中…だったので、これなら森林ビューのほうがおこもりに良いかもと思いました。部屋にも本棚があります。
箱根本箱 温泉
客室露天風呂は2人でもぎりぎり入れそうなサイズ。温度調整はフロントへ連絡が必要で、実はなかなか温まらずボイラーを見てもらってやっと入れました。。
大浴場はかなり絞った量での掛け流しで、露天風呂が濁り酸性泉で好みでした。内湯は客室と同じ塩化物泉でぽかぽかです。いつ行ってもすいていたので、ゆっくり温泉を楽しめました。
箱根本箱 食事
自然派イタリアンのコース料理。個室かカウンターか選べて今回は個室にしました。なんと個室にも本棚が!
美味しかったけど、すごく「苦味」を大切にしているように感じたので苦手な人もいるかもしれません。メインの豚ローストが分厚くてボリュームがあったのと、パンがとっても美味しかったです。
朝ごはんは量はやや少なめですが、野菜たっぷり、ポタージュやフレンチトーストもおいしかったです。読書に集中して少しくたびれていた体がしゃきっとしました。
箱根本箱 感想
温泉目的では少し物足りない部分はあるかもですが、素敵なチョイスの本たちに浸かれる空間は唯一無二です。学生時代、読書が好きだったのですが社会人になりまったく読める時間がなく…好きな本ととことん向き合える時間を作る、感性を豊かにできる、その体験自体がとても贅沢だなと思いました。
箱根本箱にまた行けるように頑張ろう、そう思える私にとってのご褒美のような宿だと思いました。必ずまた行きたいと思います。
また、価格は直前であればあるほど安くなり、公式サイトが最もお得でした。男性も女性も一人客が多かったのも印象的でした。
金曜泊、二食付き、マウンテンビュー露天風呂付き客室で1人で約45,000円
公式サイトでの予約はこちら
希望の日程が空いていれば予約サイトでクーポン等を使った予約も可能です。一人旅プランはなぜか一休にはあっても公式サイトで出てこないことがありました。。