源泉かけ流し宣言!高湯温泉の硫黄白濁湯を客室で楽しめる宿
✔︎ 酸性・含硫黄(硫化水素型)アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉
✔︎ 源泉掛け流し、加温加水なし、消毒なし
ずっと行ってみたかった、温泉地全体で源泉掛け流し宣言をしている高湯温泉。
硫黄臭がしっかりの酸性の白濁湯ながらも、客室露天風呂がある、ひげの家。
施設は古めでも客室はリノベ済みで綺麗、温泉はもちろん食事もおいしく接客もあたたかく、高湯を満喫できました。
ひげの家 アクセス・周辺環境
今回は東北新幹線の福島駅からレンタカーで、30分程度で到着。高湯温泉は福島駅からバスもあります。
また高湯温泉はコンビニなどなく旅館が点在している温泉地なので、事前に必要なものは福島駅などで買ってから向かいました。(館内にちょっとしたドリンクの自動販売機はありました)
チェックイン14時、チェックアウト10時です。高湯について車から降りると硫黄の匂いが!!
ひげの家は「日本秘湯を守る会」会員宿です。基本は公式予約の宿で、今回は二か月前ぐらいに電話予約しました。客室露天風呂付の部屋は人気で少ないので、早めの予約がおすすめです。
提灯にテンションが上がります!
ロビーでチェックイン。夕食時の最初の飲み物などチェックイン時に聞かれました。
ひげの家 客室・設備
スタンダードな和室もありますが、別館の特別室が全4室、そのうち2部屋が客室露天風呂付きで、今回は2番目に高い「利休梅」に宿泊。
客室は2016年にきれいにリノベーションされており、シモンズのベッドに小上がりの畳の間、ソファーがあります。テレビもありますが電化製品は半年?ほどで壊れてしまうとか…
Wi-Fiもありますが弱めでした。
作務衣タイプの室内着や雪肌精のアメニティなど、設備も秘湯とは思えないほど充実。
唯一、やはり古い宿なので音が響きやすいのは残念でした。
そのほか、ロビー目の前のラウンジでコーヒーをいつでもいただけます
このラウンジにはお土産物も少し売っていて楽しかったです。秘湯を守る会のガイドブックも購入!
ひげの家 温泉
日帰り客をとっておらず、全10室でこれぞ高湯!の白濁酸性泉をたっぷり楽しめるひげの家。男女ともに内湯・露天風呂があり、さらに貸切風呂もひとつ。
女湯の内湯はきれいな脱衣室でダイソンドライヤーも完備。基礎化粧品はなし。
そして内湯の佇まいがとにかく好み…!白い浴室内に、木造りの浴槽とブルーのお湯が映える!湯口に湯の花が湯葉のようにたっぷりついており感激、テンション爆上がりです。
湯温が適温の内湯に比べ、露天はかなりの勢いで源泉が投入されており熱めでした。
また、ひげの家には貸切風呂もひとつあります。空いていたらいつでも入れる仕組みで、階段を降りて川沿いにあり、狭いながらも開放感抜群。「星見風呂」という名前で、夜は夜空にかがやく星を眺められるようですが、夜の天気が良くなかったので今回は朝に。
朝は朝で、明るくとても気持ち良かったです!
そしてなんといっても、今回の目玉である客室風呂!シャワーブースを通ってテラス奥にある湯船はひとりでたっぷりサイズ。白い湯の花がばああっと舞い上がります。朝見ると湯の花が浴槽に溜まっていました。すごい。
浴槽からの目線はこんな感じです。建物の屋根がすぐ下にありますが、空が見えて抜け感のある景色。気持ちよすぎて唸ります。
ひげの家 食事
朝夕ともにレストランで。ダイニングは2?箇所あり、5部屋ほどが角部屋の開放的なダイニングルームに集められます。机の距離はあるのであまり隣は気になりません。写真は朝撮影したもの。
そしてひげの家、食事がとっても美味しかったです!季節の野菜がたっぷりの和会席。だしが美味しく、前菜や炊き合わせ、汁物が特においしく印象的でした〜お造りも新鮮で、メインの和牛しゃぶしゃぶも柔らかく美味しかったです。
最後の方に出てくる、名物らしき伝宝焼は蟹や穴子が入った豪華なものでした。
朝食はご飯のお供中心で、これまた優しい出汁の沁みるおかずたち。青さのお味噌汁もさっぱりいただけます。
私は朝食をいつも食べきれないので十分でしたが、人によってはやや少なめかも?
目玉料理らしい、温められた手作り豆腐は豆乳の味しっかりでとっても美味しかったです。
ひげの家 感想
接客も丁寧であたたかみがあり、全くイヤな気持ちにならない滞在でした。金額は高級旅館並みなので、古さや朝食などが気になる方もいるかもですが、極上の高湯温泉をこれだけ楽しめるなら我が家は大満足。
良い泉質の温泉にも入りたいけど、少し高くてもリラックスするためにきれいな部屋でおいしいものもいただきたい、、という我が家にはぴったりでした!
秘湯を守る会のスタンプ帳も集めたいです。
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土曜泊、一泊二食付き、客室露天風呂付き「利休梅」、直接電話予約で2人で約73,000円
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